会社経営の知識 3
会社の血液は金(かね)であります。
どんなに立派な設備ができ、どんなに優秀な人が働いていても、金がなければ会社は成り立ちません。
そこでいろいろな会社の資金は;どのようにして調達されたものか、それはどんな性質をもっているかという点を会計の立場から考えてみたいと思います。
会社を「金」の面から眺めますと、それは創業にあたって出資した「金」で、土地を買い店舗や生産設備を建設し、商品や原材料を買って、生産加工し}資本という「金」を商品や製品に変形してそれを売っています。
また、売ることによって、元入れした資本が利益を生んで、もっと大きな資本となって回収されているとみることができます。
また営業活動が順調に行なわれているときは、原材料や商品を買っても、その代金は買掛にしてしばらく支払わない、また手形などを書いて、資本を使わないで、信用によって人の「金」を利用して営業活動をしています。
また、必要に応じて銀行から金を借りたり、手持ちの抱き込み手形を割り引いたりしていますが、いずれも自已資本の不足分を補うために、銀行などの他人から資本を借りて営業しているとみることができるのです。